2012年5月28日月曜日

K2

プレイ人数:1-5人
時間:1時間半くらい

 最近は定番ゲーム化しつつあるようなK2です。世界第2位の高峰にして難度はエベレストを凌ぐと言われるK2にアタックする登山家をテーマにしたボードゲームです。

 手札をシャッフルし、その数値に応じて進むというところでは「アベ・カエサル」の後継的なゲームでしょうか。自分の手札を状況に合わせて配分していく必要があります。

 2回やっていますが、いずれも慎重にプレイしないと登山家が死んでしまう感じです。夏+好天候でも油断すると道が詰まって進むも引くもできずにジリジリと体力低下します。

 ルールのシンプルさと比べて、ゲーム自体の難しさのバランスがちょっと厳しいかな? という印象も実はあり、初心者よりかは中級者向けという感じがあります。ボードゲーム始めての人にはちょっと難易度が高いかもしれません。

 でもまあ、万人にオススメの安定した好ゲームですね。

チケット・トゥ・ライド インド拡張マップ

プレイ人数:3-4人
時間:1時間くらい

 チケット・トゥ・ライドの拡張マップ。2-4人用。場所はインドで、短めの路線・複線少ない・フェリーのみでトンネルはなし、という感じです。目的地カードも概して短く、1桁の点数が多いです。

 オリジナルルールはマンダラボーナスというもので、2つの都市を2つの路線にて繋ぐとボーナスがあります。このボーナスを稼ぐには積極的に目的地カードを引きつつ、それぞれ2つ以上の路線で繋ぐ必要がありますので、大きな円の中に全ての目的地が収まるとすっきりします。できれば、の話ですが……

 4人プレイして1時間くらいでした。何となく、4人×45個の電車コマだと盤面が埋め尽くされる感があります。チケット・トゥ・ライド ヨーロッパも4人でちょうどよかったし、ノルディックも2人は結構すんなりでした。窮屈ですが、その分自然と相手と干渉するので、こっちの方がいいのかもしれません。

2012年5月2日水曜日

アベ・カエサル(Ave Caesar)

プレイ人数:3-6人
時間:1時間くらい

 私の持っているのはリメイク版です。古典的とも言えるくらい古いボードゲームですが、今でも楽しさは色あせていません。ローマの戦車レースです。

 やることは1-6までの手札をシャッフルし、順次出してその数値の通り前にすすめるだけなのですが、相手との駆け引きや山札に残るカードとの兼ね合いなど、考える要素がちゃんとあるのがよいですね。

 やることが簡単、そして順位が分かりやすいというのはチケット・トゥ・ライドにも共通しますが、始めての人でもやりやすいかと思います。リメイク版はマップの難易度が下がっているので、ゴールできないようなこともないでしょう。

蒸気の時代(Age of Steam)

プレイ人数:2-6人
時間:2時間くらい

 私は大好きなのだけど、いつも一緒にやっているひとたちはこのゲームが好きではないのでなかなか再戦の機会がないのです。これと「コズミック・エンカウンター」はそうゆうゲームです。

 線路を引き、モノを運んで収入を得る。最後はその収入と借金、引いた線路の本数が勝利点になるという鉄道ゲームです。問題は、その収支が非常にかつかつなこと、のようです。初期の所持金が10、初期の支出が3で確定しているのに対して、1ターン目に得られる収入は(ほぼ確実に)1、追加の支出は線路の費用で4-6と、2ターン目開始時にして破綻の危機が訪れます。

 これは借金により回避できるのですが、また翌ターンに借金の支払により支出が増え、それを補うために借金をして……という連鎖。文字通り自転車操業。私はこのかつかつ経営感が大好きなのですが、なかなか広範な支持を得るには至っておりません。

 完全日本語版もありますので手軽に手に入れられます。もっと広まってもいいゲームだと思うんですけどね……

シラ(Sylla)

プレイ人数:3-4人
時間:1時間半くらい

 Webでプレイレビューを探すと大抵は褒められている良作。カードゲームだけど並大抵のボードゲームよりも駆け引きが濃厚。

 ゲームは各ラウンドで競りを行なってVPを稼いでいくスタンダードなタイプ。故にこのゲームが面白いのは、それぞれのカードやイベントの効果が上手に調整されているからですね。

 当然ですが、あるプレイヤーが他のプレイヤーをすべての競りにおいて圧倒することは不可能で、故にどこで譲歩するのかを考える必要があります。あえて言うなら、横にしなくても効果を発揮する元老院議員が若干有利なのでしょうか?

 濃厚なゲームなのでなかなかインスト含めて大変でしたけど、これはいいゲームでした。またやりたい。

チケット・トゥ・ライド ヨーロッパ

プレイ人数:2-5人
時間:1時間くらい

鉄板ゲームとして名高い「チケット・トゥ・ライド」のヨーロッパマップ。最近USAも日本語版がでましたが、こちらも日本語版です。

ルールは1)非公開で目的地を決める、2)そこに向かって線路を引く、という簡単なものの上に、どのように自分の目的地を整合させるか、多くの路線は単線なので、他のプレイヤーに引かれる前にどこから引き始めるか、などやることが分かりやすいことから、初プレイでも十分に楽しめます。

ノルディックも楽しかったですが、こちらもさすがは鉄板ゲーム、みんな楽しそうにプレイしていました。あえて言うなら地名が馴染みのないもののため、若干目的地探しが大変、くらいでしょうか。万人にオススメ、かつ時間も取らない良いゲームです。

銀河帝国の興隆

プレイ人数:2-4人
時間:2時間くらい

 宇宙での領土拡張ゲームです。ポイントは宇宙船の移動方法で、コマをおはじきの要領で弾いて飛ばしていきます。他の宇宙船とぶつかったら双方撃墜、盤外に出たら喪失、ということで丁寧な操作が要求されます。

 とはいえ、盤面の継ぎ目にぶつかって曲がったり、惑星降下のために近づけようとしたら惑星に弾き返されたりと、なかなかままなりません。占領している惑星への配置は比較的簡単ですが、占領域を外れると地の利を失って移動が困難になるわけですね。

 この移動システムだけが注目された感がありましたが、適当にやっているとリソース(特に宇宙船)が不足しますし、技術レベルも普通にやったら全ての技術が開発できるわけではないので、集中と選択をちゃんと行わないといけないゲームです。

 個人的には違った意味で人気が取れちゃったなあ、という感じでした。まあ、いいか。序盤がやや単調に感じられましたが、これはコンサバな戦略を取ったからかもしれません。初手からマップの端まで宇宙船をすっ飛ばす、とかそうゆうことをやってもよかったのかなあ。

ラリーマン(RALLYMAN)

プレイ人数:1-4人
時間:1時間くらい

 今回から英語表記があるものはタイトルに併記することにしました。

 WRC(箱の絵はカローラっぽい)をテーマにしたボードゲーム。多分モータースポーツやドライビングに一定の理解がないと楽しめないと思います。というより、何をやっているのかわからないのではないだろうか。

 ただし、理解がある人にとっては結構な良作。コーナーリングの際に突っ込み重視なのか立ち上がり重視なのか、それによってちゃんと展開が変わっていきます。

 ゲームはギアに応じて1-5速までのダイスとアクセルダイスを振って車を進めていきます。ギアが上がるとリスクが上がり、ダイス目によってはコントロールを失います。コースは4枚×2面の組み合わせです。SS(この単語の意味が分かる人向けのゲームです)を3ステージクリアすればゲーム終了、サービスは入れても入れなくてもOKです。

 タイヤにダメージを受けるとアクセルを失うことに違和感がある人がいましたが、これは多分グリップの悪化によるコントロールの低下を示しているんでしょうねえ。衝突のダメージでギアが上がらなくなったプレイヤーがいましたが、ちゃんと悲惨な結果になっていました。

 前述の通り、モータースポーツに興味がある前提が必要かとは思いますが、3人プレイでみんなマンゾクー、という感じでした。相手のタイムが分からないので、どこまで攻めればいいかの判断が難しいのもいいですね。